外国人材受入企業事例
有限会社 宇根自動車 <自動車整備業>
〒905-0211 沖縄県国頭郡本部町東456-1
TEL. 098-047-3672
外国人材受入れ状況(2024年3月時点)
・外国人雇用数 7 名 従業員数 28 名
(技能実習生 6 名、特定技能 1 名)
企業の声
代表取締役 宇根 真一 さん
外国人材を受け入れてから会社が明るくなりました。仕事しながら歌を歌ったり、日本人にない陽気さがあります。
入国前に、あいおいさんの研修施設で、日常生活のマナーや日本語の教育を受けているため、挨拶や礼儀も身につけています。
また、仕事面では、彼らは現地の大学や専門学校で資格を取り来日するので即戦力。皆、謙虚で教えやすいしコミュニケーションも良く取れ、真面目に仕事をこなします。
彼らが弊社で働きたいと思うならずっと雇用したいと考えています。今後も外国人材の雇用は続けていきたいです。
受入のきっかけ・採用ルート
当時(5年前)は誰でもよいから人がほしいというほど人材不足でした。あいおいニッセイ同和損保が窓口となり、フィリピンから技能実習生を3名雇用したのが最初です。
当初、受け入れるにあたり、周りから失踪やトラブルが多いことを言われ不安になり支援機関に確認すると、「県外では500名以上、受け入れていて、失踪者は0です。悪いことは何もないです」と言われました。
最初はとても心配しましたが、現地に行き面接すると、日本に行きたいと目をキラキラさせた若者たちがいました。その時3人を選びました。
定着にむけて
の工夫・取組
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たまにバーベキューや食事に行きます。
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彼らは毎日家族に電話をかけるので、Wi-Fiが命!
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住む環境をきちんと整えました。
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特定技能になった後の定着が今後の課題と捉えています。
雇用して
良かったこと
フィリピンで整備士の勉強をして仕事に就いた人が来るので、教えなくても仕事ができることです。コスト面で高いと感じない、彼らがいたらからこそ会社は成長しました。
社員は15年前7名から現在28名に増えました
外国人本人の声
フィリピンの自宅ガレージで板金の仕事をしていた時、日本の技能実習制度を知り参加しました。子供の頃から車やバイクが好きなので、今の仕事がとても楽しいです。
現在は板金塗装車の修理やテレビ、ドライブレコーダの取り付け、タイヤやオイルの交換をしています。
日本の修理のプロセスはとても丁寧です。会社の人は優しく、クリスマスや忘年会等よく一緒にパーティします。休日は公園でバスケットをして、その後、海を見るのが好きです。将来はフィリピンで自分の修理工場を持つのが夢です。
M・ジェイヴィー・G さん
出 身 国 :フィリピン
担当業務:板金塗装
在留資格:技能実習
来日:2023年6月、今年6月で2年目
好きな料理:沖縄そば、ヤギ汁
インタビューを終えて、定着への工夫はなにも特別なことはしていないと仰っていたが、社長のご両親が外国人社員のサポートを親身になって行っていることや社員が彼らの面倒をよく見てくれていること。
採用の際に「誰が来ても一緒みんないい子です」という宇根社長のお言葉から、日本人、外国人問わず、社員を分け隔てなく大切にしていることが伺えた。