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コンテナーヤード

ダムバスレン ドルゴーン さん

出 身 国 :モンゴル

在留資格:技術・人文知識・国際業務

勤 め 先 :株式会社あんしん 

       経営企画本部

     (システム開発室で研修中)

Dulguun

物流システムの守護者:
システム開発室の一員としての役割

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 物流センター内の商品保管・管理システム監視と改築を担当。多数の商品のデータを現場と共有し、効率的かつ正確な管理を実現しています。

 特に食品の賞味期限や消費期限をシステム管理することで、安全かつ新鮮な商品を消費者に届ける役割を果たしています。

 現在は貿易業務を担当する経営企画本部に所属し社内研修の一環でシステム開発室の一員としての役割を果たしながら、物流の全体像を把握し、情報管理の重要性を学ぶのに必要なトレーニングも経験しています。

 システム開発室は、物流会社にとって欠かせない存在であり、その責任は非常に大きいと実感しています。

志望のきっかけと沖縄への魅力

 大学入学時から日本で働きたいと考えており、旅行を通じて日本に興味を持ちました。卒業後、1年が経ち、コロナが落ち着ついた頃、沖縄で働きたいという思いが芽生えました。

 もともと日本で働きたいと思っていて、沖縄旅行で沖縄を好きになり、家族の勧めもあってこの会社で働くイメージが生まれ、自分の専門を活かすことができると感じたことも、大きな動機となりました。

職場の雰囲気とサポート体制

 職場の雰囲気は「引っ越しの時に、ゴミ捨てのルールや手続き書類の書き方等を事務所の方に聞くと、わかりやすく説明してくれました。外国人だからわからないことが多いことも理解してくれていて、相談すると優しく教えてくれるので本当に嬉しいです。」

 わからないことや困ったことがあれば、周りに気軽に質問できる環境があり、聞きづらいことはなく、「今、時間は大丈夫ですか?ここを教えてほしいのですが~」と尋ねると、「OKよ~」と教えてくれます。

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棚に並んだ小包

印象に残っている仕事

​ 入社時の研修で倉庫内での作業を経験したことです。初めてで全然わからず、倉庫の仕事が実際に何をやるのか、作業や雰囲気はわからなかったが入ってみると、とても忙しかった。

 また、倉庫内の仕事を通じて、食品や日用品が多くの段階を経て届いていることを初めて知り、驚きました。現在は、仕事の流れがイメージでき、業務の理解が深まっています。

大変だったエピソード:忘年会の計画

​ 始めて忘年会の幹事として、場所や日時の設定、皆へのアンケートを取ったり、企画することは大変でした。

 4月に入社してからしばらく経ち、皆さんと話したかったことが忘年会を企画した理由の一つで、皆も快く参加してくれてうれしかったことです。

上司談:
 年末は忙しいため、例年、忘年会は無かったが、ドルゴーンさんから急に忘年会やりますーとメールが来て、彼が発起人となり、全員参加は難しかったものの、多くの社員が参加し、成功に終わりました。

やりがい

このように毎回変わっていく仕事は好きか?という問いに対して、

大変です。だからこそ結果が出ると嬉しいし、やりがいを感じています。と話す。

 現在の仕事にやりがいを感じています。今の仕事は、自分が欲している仕事です。日々新しいシステムは更新されます。最新の情報を集め、このシステムが当社で活用できるか自分で調べてからその報告している。日々勉強を重ね、新技術が自社で使えるか検証している。

仕事を覚えるために工夫したことはありますか?

 自分なりに努力しました。配属された当初は基本的なことを部長から教わりました。この教育システムは基本的には同じだと思います。その後は自分で調べ、分からないことは部長に聞いて、少しずつ理解を深めました。

日本語の勉強についてはどうですか?

 N3のレベルです。調べ物や質問は日本語が多いので、日々努力しています。日本語だけでなく英語でも検索を行い、生成AIを活用しています。英語のほうが理解しやすいので、基本的には英語で調べてから情報を整理しています。

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 ドルゴーンさんは真面目で明るい性格です。向上心があり、一生懸命取り組んでいるのが感じられます。次の目標に向かって法人営業もできるようになり、システムの経験を積んでいけると良いですね。(上司談)

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今後のキャリアと目標

 社内研修として取り組んでいる今のシステム系の仕事にやりがいを感じていますし、システムもわかるという強みを活かした営業にも興味がある。今後は営業のスキルを身に着けていきたい。今後の目標は、お客様に合わせたシステムを作ってアドバイスや提案型営業が出来るようになる事です。

 システムについて毎日新しいことを勉強することによる積み重ねや研修時の倉庫での経験が、顧客対応に役立つと考えています。

永住権について考えていることはありますか?

 勿論考えています。可能であれば永住権を取得し、安定した生活を送りたいと思っています。現在、ネパールの先輩も永住権を持ち、主任として働いていますので、その姿は励みになります。

沖縄に来てビックリしたこと

 モンゴルには海がないので、海が広く底が見えず、海水がしょっぱいことにびっくりしました。夕日がとてもきれいで沖縄の自然の美しさに感動しています。

 また、食べ物に関しても、生ものが食べられるようになり、今ではお寿司や刺身も食べられるようになりました。モンゴルでは温かい食べ物が多く生のものは食べないので、最初は本当に驚きました。

これから沖縄で働く人や沖縄で働きたいと思っている人へメッセージ、アドバイスをお願いします。

 都会には多くの人が集まり給料も高いですが、物価も高いです。私は沖縄で住みやすさを感じています。まずは沖縄に旅行してみて、住みやすいかどうか考えてみると良いと思います。旅行などで住みやすさを確認してください。落ち着いた場所で仕事をしたい人に沖縄はお勧めです。

 私が沖縄を選んだのは、実際に旅行してみて住みやすいと感じたからです。これから就職を考えている人には、一度、旅行でもいいので、沖縄の良さや雰囲気を感じてみてほしいです。自分で調べることが大切です。

Image by Yoshida Keita

会社概要

商     号    株式会社 あんしん

本     社    沖縄県浦添市勢理客四丁目15番15号

設  立  年 月 日    昭和56年9月1日

従 業 員 数    545名(令和6年4月1日現在)

事 業 内 容    ・ロジスティクス・プランニング 

         ・物流コンサルティング 

         ・物流包括受注(ソリューション事業)

         ・商物流プロバイダー

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 1965年、創業者の安里信秀は、そのオート三輪で客船や貨物船の荷物を運ぶ事業として“安信(やすのぶ)運送”をスタート。どんな少ない荷物もすすんで引き受け、お客さまのお役に立ちたいという一心で事業を展開していきました。そして、いつしか“安信運送”は、“安信”の文字から“あんしん”とお客様から親しみ呼ばれるようになりました。その「お役立ちの心」は、現在も“あんしん”の理念として受け継がれています。

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